この記事で説明する内容は?
男性も女性も生涯美しくありたいという気持ちはあると思います。
歳を重ねても若々しい毛髪を維持するためには、頭髪専門クリニックでの薄毛治療の他に、自分で行う「ホームケア」が重要になります。
ブログ・Twitterなどでは、薄毛に関する間違ったホームケアが掲載されている場合があります。
そこで今回は、「自宅で実践できる簡単薄毛ホームケア」をお伝えします。
総合頭髪治療を専門とする大阪AGA加藤クリニックグループ総院長 加藤です
臨床的に効果が認められた様々な薄毛・脱毛に有効な最先端の治療を得意としています
平成13年 近畿大学医学部 卒業
平成13年 大阪医科大学医学部付属病院 形成外科入局 麻酔科勤務
平成17年 大手美容外科 形成外科部長 植毛部門勤務
平成23年 大阪AGA加藤クリニック開業
日本形成外科学会 正会員
日本再生医療学会 正会員
国際抗老化再生医療学会 正会員
頭髪専門クリニックの医師も実践している効果的なホームケア6選
歳を重ねても若々しい毛髪を維持することは可能です。頭髪専門クリニック・美容クリニックの医師も実践している薄毛予防に期待できるホームケアを6つ紹介します。歳を重ねても素敵な毛髪を維持している人はどのようなホームケアを行っているのでしょうか。
その1!ケラチンの合成を促すバランスの良い食事
健康的な毛髪を保つには栄養バランスのよい食生活がとても重要になります。タンパク質・ビタミン・ミネラルの三大栄養素をバランス良く摂取することが重要です。特に注目してほしい栄養素が髪の毛の材料となる「ケラチン」というタンパク質です。ケラチンはシスチンという準必須アミノ酸を多く含んでいます。準必須アミノ酸は体内で合成することが難しい成分です。シスチンを効率的に取り込むには卵や鶏肉を積極的に摂取するとよいでしょう。また、ミネラルの一種である亜鉛はケラチンの合成をサポートする役割があり、牡蠣やレバーなどの亜鉛を含んでいる食材も摂取するとよいでしょう。ビタミンは亜鉛の吸収を高める効果があり、魚肉・大豆製品・野菜に多く含まれています。以下に薄毛予防に期待できる食材・料理を示します。
タンパク質 ・卵 ・魚肉 ・鶏肉(おすすめ食材) ・納豆
ビタミン ・青魚 ・大豆 ・ごま ・レモン
ミネラル ・牡蠣 ・レバー ・アーモンド ・魚肉 ・チーズ
おすすめ料理 ・牡蠣鍋 ・味噌汁 ・卵焼き ・鶏肉のトマト煮 など
三大栄養素を毎日継続して摂取するためには、献立の種類を増やす必要があります。三大栄養素を含んでいても、毎日同じ料理だと飽きてしまいます。食事に飽きたてしまったら、ファストフード中心の食生活に戻ってしまう可能性も考えられます。できるだけ献立を増やして、毎日おいしく食事をとるようにしましょう。特におすすめの食材が「鶏肉」と「牡蠣」です。鶏肉はタンパク質と一緒にビタミンも摂取することができます。牡蠣は火を通すと亜鉛の量が増えるので、カキフライや鍋などにして、野菜やお肉などと一緒に摂取するとよいでしょう。
▼▼▼食事と薄毛の関係について、さらに詳しくはこちら▼▼▼
その2!年齢に適した睡眠時間を確保する
質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌を促し、発毛サイクルを整えてくれます。睡眠時間は8時間が良いと言われていますが、沢山睡眠をとれば健康になれるとは限りません。年齢に適した睡眠時間があります。赤ん坊は1日のほとんど寝て過ごしており、人間は歳を重ねるにつれて、睡眠時間が短くなっていきます。睡眠時間と年齢に関する論文も数多く発表されています。以下に年齢別の適切な睡眠時間を示します。
・幼児から10歳まで 8~9時間 ・10歳から15歳まで 8時間前後 ・20歳から25歳まで 7時間前後 ・40代 6時間30分 ・60代 6時間
1日8時間眠ることが健康に良いと認識している人が多いようですが、年齢に適した睡眠時間を確保できれば問題ありません。また、ホルモンバランスを整えるために、就寝時間を決めることを推奨します。年齢に適した睡眠時間を確保して、就寝時間を決めるようにしましょう。寝つきをよくするために、お風呂に入って体を温めてからベッドに入るとより睡眠の質を高めることができるでしょう。
▼▼▼睡眠と薄毛の関係について、さらに詳しくはこちら▼▼▼
その3!冬でも日傘を使用する
紫外線は頭皮に炎症を起こす原因となります。紫外線の量が一番多い季節は夏ですが、冬でも正午の時間帯には強い紫外線は地表に降りそそいでいます。夏だけではなく冬にも頭皮を守る紫外線対策が必要です。正午過ぎに外出する際は、日傘を使用するとよいでしょう。毎日ジョギングをする人は、紫外線対策として通気性のよい帽子をかぶることをおすすめします。
▼▼▼紫外線と薄毛の関係について、さらに詳しくはこちら▼▼▼
その4!アミノ酸系シャンプーを1日1回
頭皮環境を悪化させる要因の1つに間違ったシャンプーが挙げられます。洗浄力が強い合成界面活性剤を含んだシャンプーを使用することで、汚れと一緒に頭皮に最低限必要な皮脂も洗い流してしまう危険性があります。皮脂は雑菌から頭皮を守ってくれる役割があり、保湿効果もあります。過度な洗髪は頭皮の乾燥を招き、皮脂が過剰に分泌されるようになります。過剰な洗髪は、皮脂を餌にして頭皮に炎症を招く「マラセチア菌」「黄色ブドウ球菌」の増殖を促す結果になります。洗髪をする際は、頭皮に与える刺激が少ない天然由来成分が含まれている「アミノ酸シャンプー」の使用をおすすめします。またシャンプーの方法も重要になります。以下におすすめのシャンプーの方法を示します。
1、 ブラシで毛髪に付着している汚れを落とす 2、 手のひらでシャンプーを泡立てる 3、 指のはらでマッサージするイメージでシャンプーをする 4、 ぬるま湯でシャンプーを入念に洗い流す 5、 低温でドライヤーをかける
温風でドライヤーを使用すると、頭皮が乾燥してしまいます。ドライヤーは低温にして使用するようにしましょう。アミノ酸系シャンプーを使用した正しいシャンプーは薄毛予防に期待できるホームケアになります。
▼▼▼シャンプーと薄毛の関係について、さらに詳しくはこちら▼▼▼
その5!ストレス原因を突き止める
会社での人付き合いや、学校でのいじめなど、日本はストレスを生みやすい社会構造になっています。ストレスは円形脱毛症を発症する要因になる可能性があります。ストレスの発散をする前に、ストレスの原因を突き止める必要があります。ストレスを発散しても、ストレスの根本的な原因が解消されなければ、恒久的な健康を手に入れることは難しいでしょう。また悩みを相談する相手も重要になります。1人でストレスの原因を突き止めて、解決することは難しいです。親しい友人や、実績の厚い頭髪専門クリニックのカウンセラーに相談することをおすすめします。
▼▼▼ストレスと薄毛の関係について、さらに詳しくはこちら▼▼▼
その6!下半身を重点的に筋力トレーニングを行う
頭皮環境を改善するためには基礎代謝を上げる必要があります。筋力トレーニングは基礎代謝を上げる効果があり、効果的なホームケアといえるでしょう。ジムに行く時間や経済的な余裕がない人でも、日常生活のなかで筋力トレーニングを行うことが可能です。以下に簡単な筋力トレーニングの方法を示します。
・階段を使用する ・自転車を使う ・坂道を歩いてみる ・姿勢を正す
電車通勤の方は、できるだけ階段を使用することをおすすめします。また、近くのコンビニに用事があるときなどは、車ではなく自転車を使用するとよいでしょう。デスクワークが多い人は、猫背にならないように姿勢よく椅子に座ると、体幹を鍛えることができます。筋肉の量が多い下半身を重点的に鍛えると、効果的に代謝を上げることができます。
▼▼▼運動と薄毛の関係について、さらに詳しくはこちら▼▼▼
頭髪専門クリニックの薄毛治療と一緒にホームケアも行いましょう!
薄毛の治療は頭髪専門クリニックの治療だけで完結するとは限りません。頭髪専門クリニックで一時的に発毛効果を得られても、生活習慣に問題があれば、薄毛が再発する可能性は大いに考えられます。頭髪専門クリニックでの薄毛の治療の開始と同時に、自分で行えるホームケアにも力をいれるとより効果的に薄毛を改善することができます。一度、実績の厚い頭髪専門クリニックに相談して、生活習慣を見直すことをおすすめします。