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毛髪にまつわる迷信 ウソ・ホント?

世の中には、毛髪にまつわる迷信や噂が出回っています。よく耳にする話もあると思いますが、本当のところはどうなのでしょうか?毛髪にまつわる迷信や噂の真偽を医学的根拠に基づいてお答えしますので、正しい知識を身につけましょう。

Q.ずっと同じ髪型は危険?

A.ホント

薄毛症状の中で「牽引性(けんいんせい)脱毛症」と呼ばれる症状があります。
これは特に女性に多い症状で、髪の毛を長時間継続的に束ねていることで強く引っ張られ、頭皮や毛根に負荷がかかり抜け毛や薄毛が起きる症状のことです。
牽引による頭皮や髪の毛のダメージは、意識的に予防することが可能です。日によって結び目を変えたり、分け目を変えたりすることで特定部位に負荷を与えないようにしましょう。
すでに薄毛の症状が進行している場合は治療を行うことをお勧めします。

Q.お酒はよくない?

A.ウソ

適度の飲酒で毛髪が抜けることはありませんが、過度の飲酒は悪影響を及ぼす可能性があります。
アルコールは肝臓で「アセトアルデヒド」という物質に分解されますが、過度の飲酒で分解が追い付かなくなると、アミノ酸までも分解に必要となってしまう為、髪に十分な栄養が行き渡らなくなります。
さらに「アセトアルデヒド」が分解されずに体内に残ると、DHT(ジヒドロテストステロン)が増えると考えられており、薄毛の原因になるといえます。

Q.タバコは良く無い?

A.ホント

喫煙は抜け毛や薄毛の大きな原因になります。タバコに含まれるニコチンは毛細血管を収縮させ、血行を悪くしてしまいます。
血行が悪くなると、頭皮に栄養が運ばれにくくなり、抜け毛や薄毛に繋がります。
また、喫煙することでAGAの原因とされるDHT(ジヒドロテストステロン)が体内で増加します。これは紙タバコに限らず電子タバコも同様です。
いきなり禁煙することが難しい場合は、吸う本数を減らすなどの工夫をしてみましょう。

Q.白髪は抜いたほうがいい

A.ウソ

白髪を抜いたとしても、次に生えてくる髪も白髪になりますので意味がありません。また、無理に何度も毛髪を抜くと生えてこなくなるリスクもあります。
白髪が気になる場合は、白髪染めをするか、白髪部分を短く切るなどして対処することをお勧めします。

Q.白髪を抜くと白髪が増える

A.ウソ

白髪は毛母メラノサイトの機能低下や消失により、メラニン色素を含まなくなった毛髪です。
毛母メラノサイトは1本1本の毛包に存在しているため、白髪を1本抜いたところで その周囲の毛髪の色に影響が及ぶことはありません。
しかし、白髪を抜き続けると毛髪が生えてこなくなるリスクがあります。

Q.白髪の人は薄毛にならない?

A.ウソ

AGAの原因には男性ホルモンが大きく関わっています。
白髪であれば男性ホルモンの影響を受けないという理由はありませんし、同じように抜け毛や薄毛になる可能性はあります。
頭皮の色に対して、白髪は黒髪と比べてコントラストが目立ちにくいためこのような俗説が生まれたのかもしれません。

Q.体を鍛えると薄毛になりやすい?

A.どちらともいえない

AGAに男性ホルモンが関与していることから、体を鍛えるとテストステロン(男性ホルモン)が増え、薄毛になるという構図が浮かばれたのかと思われます。
しかし、厳密に言えばテストステロンが薄毛の直接的な原因をつくるわけではありません。
テストステロンという共通点はありますが、体を鍛えると薄毛になると結論付けることもできません。

Q.ダイエットをすると抜け毛が増える?

A.どちらともいえない

通常のダイエットや適度な運動は問題ないとされています。
しかし、過度な食事制限などのダイエットで健康状態を害すると、毛髪へ栄養が届かず抜け毛を引き起こす可能性があります。

Q.昆布やひじきを食べると毛が濃くなる?

A.ウソ

昆布やヒジキは細長い形状で緑色~褐色~黒色をしており、そのような外観から「髪の毛」を連想された迷信で、医学的根拠は全くありません。
しかし、海藻類にはビタミンや亜鉛などのミネラルが含まれているため毛髪の成長や、健康に良いとされています。

Q.毛深いと薄毛になる?

A.どちらともいえない

髭や体毛が濃くなるのは男性ホルモン(テストステロン)が影響していますが、AGAは男性ホルモン(テストステロン)が体内の還元酵素(5αリダクターゼ)と結合し、転換されたDHT(ジヒドロテストステロン)が原因です。
男性ホルモン(テストステロン)が多いと還元酵素(5αリダクターゼ)と結合するリスクは高まりますが、直接的な原因ではなく、複数ある可能性のうちの一つと言えるでしょう。必ずしも「毛深い=薄毛になる」とは言えません。

Q.過度のヘアカラーやパーマで薄毛になる?

A.ホント

ヘアカラーやパーマの薬剤は髪の毛に使用するので、髪の毛が作られる毛母細胞に直接影響はないと言われています。
しかし、過度に繰り返すことでダメージを受けた髪の毛は細くなり、切れ毛になるリスクがあります。
ヘアカラーやパーマをするときは、1ヶ月程度間隔を空けましょう。短期間で何度も行うと急性の脱毛症を起こす可能性があります。

Q.頭皮をブラシで叩くと髪に良い?

A.ウソ

テレビやCMで見たことがある方もいらっしゃると思いますが、実は良くありません。
頭皮を傷つけてしまう可能性があり、傷跡が残ると瘢痕性脱毛症といって毛髪が生えてこなくなる恐れがあります。
頭皮の血行を良くすることは発毛や育毛にとって大切ですが、ブラシで叩くことはやめましょう。

Q.帽子を被ると薄毛になりやすい?

A.どちらともいえない

帽子を被ることが直接薄毛の原因に繋がるわけではありませんが、長時間帽子を被ることで頭皮が蒸れることがあります。
頭皮が蒸れると細菌やカビが繁殖しやすく、頭皮環境が悪化する恐れがあります。
ただし、紫外線を長時間浴びる時は蒸れによるデメリットより、頭皮や毛髪を紫外線から守るメリットの方が大きいと考えられます。
なるべく通気性の良いものを選び、こまめに汗を拭きとることをお勧めします。

監修医師のご紹介

大阪AGA加藤クリニック梅田院
院長 加藤 健太郎

略歴

平成13年に近畿大学医学部卒業。大阪医科大学医学部付属病院形成外科入局麻酔科を経て平成14年より神鋼病院形成外科勤務。平成15年大手美容外科勤務、平成17年大手美容外科形成外科部長植毛部門を経て、平成23年 大阪にAGA加藤クリニック開業。

所属
  • 日本形成外科学会 正会員
  • 日本再生医療学会 正会員
  • 日本抗加齢医学会 正会員
  • 国際抗老化再生医療学会 正会員

監修医師のご紹介

大阪AGA加藤クリニック難波院
院長 井上大輔

略歴

平成24年3月に徳島大学医学部 卒業。平成24年4月より市立伊丹病院 勤務(皮膚科、外科、麻酔科)。平成26年4月から府内総合病院 勤務・大阪AGA加藤クリニック大阪院 非常勤勤務を経て、令和3年5月 医療法⼈煌永会 大阪AGA加藤クリニック難波院 院長に就任。

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