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究極の再生医療

こんにちは。大阪AGA加藤クリニックです。

3月19日横浜で開催の第14回日本再生医療学会総会「究極の再生医療」に参加してきました。

再生医療とは「失われてしまった生体の機能を、幹細胞などを用い復元させる医療」のことです。法的にも進み、昨年には加齢性黄斑変性症を対象としたiPS細胞を用いた世界初の臨床応用が行われ、社会的にも大きな注目を集めています。

現在、髪の毛の再生に関してもiPS細胞を用いた研究が進められています。

近い将来、iPS細胞を用いた育毛治療が始まるかも…

今回の学会口演で聴いた、iPS細胞とマウスを用いての理化学研究所などの研究結果をお話します。

まず、iPS細胞とは、

人工多能性幹細胞のことであり、いろいろな臓器・組織の細胞に分化できる細胞です。

iPS細胞から胚葉体を形成し、サイトカインというたんぱく物質で刺激することによりヒト毛乳頭細胞に近づけ、角化細胞とともに、マウスに共移植することで、毛上皮をもち、毛包を再生可能にさせました。

移植後、毛成長が始まり、iPS細胞から誘導された毛包は、天然毛包と同様の機能をもち、発毛率は66%という報告がされ、育毛効果が期待されます。

iPS細胞から誘導された毛は、正常な毛周期。体毛そのものの機能も維持していることが分かったそうです。

一般に正常な毛周期(ヘアサイクル)は、髪の毛1本、1本は、1日0.3mm、一ヶ月1cm程度ずつ伸び続け、約6年間の成長期を経て、退行期→休止期のサイクルのことをさします。

上皮付属器官誘導、毛包誘導の技術開発、再生毛包の解析などの研究によって、iPS細胞から、人間の毛包再生医療の可能性が示され新しい育毛治療が期待されます。

まぁ・・・  今はマウスの段階ですが、

現在、資生堂が育毛再生医療の実用化を2018年を目標としています。

再生医療のiPS細胞を基にした育毛は、今までの育毛対策とは根本的に違います。

自分自身から作成したiPS細胞で、自分にとって最高の育毛剤をつくっているようなものなのです。

iPS再生医療は、男性にはもちろん、女性の薄毛にも効果的な育毛治療です。

薄毛、ハゲに効果的な最新のiPS細胞を用いた育毛の再生医療が1日も早く確立されるといいですね。

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