この記事で説明する内容は?
女性の薄毛症状には、冷え症が大きな影響を及ぼします。
女性の体調不良の1つに冷え性が挙げられます。特に女性は男性よりも冷え性になりやすい体質になっています。
冷え性は、生理機能に異常をきたす危険性をはらんでいます。そして冷え性は薄毛にも大きく関係しています。
そこで今回は冷え性と薄毛の関係性と紹介します。
冷え性を解決することで薄毛も改善することはできるのでしょうか。
総合頭髪治療を専門とする大阪AGA加藤クリニックグループ総院長 加藤です
臨床的に効果が認められた様々な薄毛・脱毛に有効な最先端の治療を得意としています
平成13年 近畿大学医学部 卒業
平成13年 大阪医科大学医学部付属病院 形成外科入局 麻酔科勤務
平成17年 大手美容外科 形成外科部長 植毛部門勤務
平成23年 大阪AGA加藤クリニック開業
日本形成外科学会 正会員
日本再生医療学会 正会員
国際抗老化再生医療学会 正会員
女性の薄毛に悪影響!冷え性の原因と症状
冷え性はどのような原因で起きるのでしょうか。冷え性の原因と、薄毛の関係について紹介します。特に女性の方は要注意です。
女性の冷え性と薄毛の関係
女性の約7割が冷え性で悩んでいるという調査報告もあるようです。なぜこれほどまでに女性は冷え性になりやすいのでしょうか。それは女性の身体的特徴にあります。女性は男性に比べて筋力がつきにくい体質になっています。筋力は新陳代謝を促す効果があり、冷え性を防いでくれます。男性の冷え性が少ない理由は女性よりも筋力が付きやすいからと考えられています。女性の冷え性の根幹にかかわる原因は筋肉の量といえます。この冷え性は、様々な体調不良を起こす引き金になります。以下に冷え性の症状を示します。
- 貧血
- 生理痛
- 更年期障害
- 便秘
- 皮膚疾患
- 手足の血行不良
- がん
- うつ
冷え性によって起きる病気はとても多く、ガンや精神疾患などの重大な病気に発展する場合もあります。冷え性は上記に挙げた症状以外に、薄毛になる危険性もあります。頭部は心臓よりも上にあるので、冷え性でない方でも血液の循環が悪い部分です。冷え性になると髪の毛に必要な血液のめぐりが悪くなり、徐々に薄毛が進行していきます。冷え性はびまん性脱毛症の進行を早める危険があります。冷え性は女性の薄毛と密接な関係にあるということです。
薄毛への黄色信号!冷え性になる危険な行為
冷え性の原因は筋力の低下だけではありません。生活習慣による弊害も大きいです。冷え性になる危険性がある行為を以下に示します。
- 過度なダイエットを行う
- 湯船につからない
- 偏った食生活
- エアコンを頻繁に使用する
過度なダイエットを行う
女性の方は体重を意識して、間違った方法でダイエットを行う場合があります。特に、運動をせず、食事を抜いた無理なダイエットは重大な病気につながる大変危険な行為です。運動をせずに食事を抜いて、体重を落とすことに成功しても、落ちた体重分は筋力の低下分となります。見た目の体重が落ちても、筋力が落ちれば、冷え性となり、頭皮の血液の循環が悪化して薄毛が進行する可能性があるので注意しましょう。
湯船につからない
最近は湯船につからず、シャワーだけでお風呂を済ませる方が増加しているようです。毎日シャワーだけの生活を送っていると、新陳代謝の低下につながります。シャワーだけのお風呂も薄毛につながる危険な行為となる場合があります。
偏った食生活
冷えたビールや、清涼飲料水などを常に飲んでいる人も冷え性になる可能性があります。冷えたビールや清涼飲料水は体を冷やす効果があります。また、朝ご飯を食べない人も冷え性予備軍になる可能性があります。人間の体温は夜になるにつれて低くなり、朝方に最低体温に到達します。食事は体の体温を上げ、活動するサインを体に送ります。体温の低い朝に食事を抜く行為は冷え性につながります。体を冷やす冷たい飲み物や、朝食を抜く行為も薄毛につながるということですね。
エアコンを頻繁に使用する
屋内で事務作業などを行っている女性はエアコンの設定にも注意が必要です。自律神経の乱れも冷え性の原因と考えられています。室内と室外の温度差が激しいと、自律神経の乱れが生じます。室温と屋外の「温度の差が10℃以上」あると冷え性になる可能性が高まるといわれています。夏場エアコンの温度を下げて、いきなり屋外にでる行為は冷え性に直結する危険な行為の1つです。生活習慣が冷え性を招き、冷え性が薄毛を招く負の連鎖を断ち切るにはどうすればよいのでしょうか。
薄毛にも効果がある!?冷え性対策5選
薄毛を予防するためには、冷え性対策も行う必要がありそうですね。そこで、薄毛の予防にも期待できる冷え性対策を5つほど紹介します。
階段を利用して下半身を鍛える!
人間の体で一番筋肉の量が多いのが下半身の太もも部分の「大腿四頭筋」です。通勤時に、エスカレーターを使う人は、階段を利用することをおすすめします。階段を利用することで、大腿四頭筋を鍛えることができます。また、散歩する際は、傾斜がある道を歩くと効果的でしょう。在宅ワークの人は休憩時間にスクワットを行ってもよいでしょう。
体を温める食材を摂取!
冷え性対策には体を温める食材を積極的摂取することをおすすめします。体を温める食材のなかから、薄毛の予防にも期待ができる食材を以下に示します。
- そら豆、納豆
- 鶏肉
- 紅茶、ココア、ハーブティー
- クルミ
- 生姜
- リンゴ、桃、サクランボ、ブドウ
- 白菜、ニンジン、ゴボウ
体を温める食材で有名なのが生姜ですね。実は生姜以外にも冷え性対策になる食材はたくさんあります。体を温める食材は寒い地方で収穫されるものが多いです。リンゴや白菜などは東北地方が名産ですよね。また、納豆などは女性ホルモンを整えてくれるエストロゲンが多く含まれており、健康的な毛髪の育成をサポートしてくれます。納豆はとても優秀な食材ですね。
市販のビタミン剤の使用する
どうしても栄養バランスが偏ってしまう場合は、応急処置として市販のビタミン剤の使用を検討してもよいでしょう。特に冷え性にはビタミンEが効果的と言われています。AGA頭髪専門クリニックで薄毛治療を行っている方は、医師にサプリメントの相談をしてみると、治療がスムーズに進む場合もあります。海外の輸入品のサプリメントの使用は大変危険なので、安易に手を出さないほうが得策です。
38℃から40℃程度の温度のお湯に20分!
湯船にじっくりと入るのも冷え性対策になり、薄毛の予防にも期待できます。42度以上の熱湯で短時間入浴するよりも、38℃から40℃の温度のお湯に20分程度じっくりとリラックスして入りましょう。体温が下がる就寝前に入浴するとより効果があるでしょう。少し注意が必要なのが、首の血管です。年を取ると血管に不純物が溜まり、それが剥がれ落ちて、脳の毛細血管につまり、脳卒中になる可能性が高まります。熱い湯船で過剰に首のマッサージをすると、脳卒中になる可能性があります。ご年配の方は、入浴中のマッサージは医師と相談してからのほうが安全でしょう。
エアコンよりコタツ
冬のエアコンの使用はあまりおすすめできません。エアコンは室温を全体的に上げてしまい、室外との温度差を作ってしまいます。エアコンを使用することで空気も乾燥してお肌にも悪影響を及ぼす場合があります。冬はエアコンを使用するより、コタツなどを利用したほうが冷え性対策になります。冷え性対策を行うことで、新陳代謝がよくなり、薄毛の予防にもなりますね。
冷え性と薄毛の悩みはAGA頭髪専門クリニックに!
女性の天敵である「冷え性」には様々な病気の危険性が潜んでいましたね。薄毛治療において、冷え性対策はとても重要です。AGA頭髪専門クリニックでは、女性の薄毛に関わる病気への対処も考えてくれます。冷え性で、将来薄毛になるか心配な女性の方は、一度AGA頭髪専門クリニックに相談することをおすすめします。