特に30代から50代の男性に多く見られるAGA(男性型脱毛症)は、髪の毛が細くなり、薄毛が進行する特徴があります。しかし、正しい知識を取り入れ、適切な治療法を始めることで、AGAの進行を遅らせたり、止めたりすることが可能です。

この記事では、AGAに有効な治療法の基本情報、最新の治療法、副作用の対処方法までを詳しく解説しています。また、治療を開始する最適なタイミングや、長期的な生活への影響についても詳しく説明します。

この記事を読むことで、AGA治療に関する正確な情報を得て、自分に合った適切な治療法を見つけましょう。

月間300人以上の来患実績を誇る大阪AGA加藤クリニックは、患者様の症状に合った治療法をご提案します。無料カウンセリングであなたに最適な治療法を見つけ、薄毛の悩みから解放されましょう。

この記事で説明する内容は?

AGA治療と一般的な薄毛治療の違いは?

AGA治療と一般的な薄毛治療の違いは?

AGA(男性型脱毛症)と一般的な薄毛治療は、根本的なアプローチが異なります。AGAは遺伝やホルモンの影響、特にジヒドロテストステロン(DHT)によるものです。DHTが過剰に作られることで、毛髪の成長期が短くなり、薄毛や抜け毛が進行します。

AGAの原因については以下の記事で詳しく解説しています。

この原因が毛髪の成長サイクルに影響を与えるため、治療はDHTの生成を抑制するホルモンレベルの調整や毛乳頭細胞の活性化に重点を置いています。

一方、一般的な薄毛は栄養不足やストレス、頭皮の問題など様々な原因によるものです。ですから、こちらの治療は頭皮の血行を促進する治療や栄養補給、リラクゼーションによるストレス軽減が中心になります。

AGA治療法6種類の特徴

AGA治療法6種類の特徴

AGAで効果が実証されている治療法について説明します。

ミノキシジル

ミノキシジルは、頭皮の毛細血管を拡張させて髪の成長を促進する効果があります。血流の改善により、髪の毛に必要な栄養素が毛根まで届きやすくなり、発毛を促す作用が期待されます。また、短くなったヘアサイクルを改善する効果も期待されます。

ミノキシジルは外用薬として使用され、直接頭皮に塗布します。外用薬は副作用のリスクが低いというメリットがあります。

また、ミノキシジル内服薬としても利用される場合があります。AGA治療では「攻めの薬」として位置づけられており、毛母細胞の成長を促進し、髪の毛の成長を助ける作用があります​​。

もともとは高血圧治療薬として開発されましたが、多毛の副作用が発見され、その後AGA治療薬としての効果が認められました。

ミノキシジルの費用相場

ミノキシジル内服薬の相場は月5,000円~8,000円です。ミノキシジル外用薬は内服薬より少し高く、月10,000〜18,000円で、ミノキシジルの濃度によって異なります。

フィナステリド(プロペシア)

フィナステリド(プロペシア)は、AGAの主要な原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制し、抜け毛を減少させる効果があります。これにより、薄毛の進行を抑え、既存の髪の毛を保持するのに役立ちます。

AGA治療では「守りの薬」として位置づけられており、薄毛の進行を防ぐ効果があります​​。フィナステリドは内服薬として使用され、一日一回の服用が一般的です。

AGA治療に用いられるようになったのは比較的新しいですが、 5αリダクターゼという酵素の活動を阻害して、DHTの生成を抑制する効果が確認されています。

一般的に副作用が少ないとされており、日本で2005年に認可された国内初のAGA治療薬です。

フィナステリド剤には他にもフィンペシアというインドでの未承認されている治療薬もありますが、国内では承認されていないのでおすすめはできません。

フィナステリド(プロペシア)の費用相場

プロペシアは8,000円~10,000円(28錠)が相場です。プロペシアのジェネリックは、同じ主成分を持ちながらも価格が約2割安い特徴があります。

デュタステリド(ザガーロ)

デュタステリド(ザガーロ)は、フィナステリドと同様にDHTの生成を抑制する薬ですが、より強力な効果が特徴です。デュタステリドは5αリダクターゼのⅠ型およびⅡ型の両方を阻害し、フィナステリドよりも広範囲にDHT生成を抑制します。

デュタステリドは内服薬として、通常は1日1回の服用が推奨されます。

フィナステリドに次いで開発されたDHT抑制剤で、AGA治療においては比較的新しい治療薬です。DHTの生成をより強力に抑制することで、薄毛の進行をより効果的に遅らせることができます。しかし、プロペシアに比べて副作用が起こりやすい点に注意が必要です。

同じくデュタステリドを主成分とするアボルブは、もともとは前立腺肥大症の治療薬として開発されました。AGA治療にも使われています。

デュタステリド(ザガーロ)の費用相場

デュタステリドの治療費用は、1ヶ月あたり約8,000円から13,000円が相場です​​。アボルブは、ザガーロに比べて価格が1割程度安い特徴があります。

大阪AGA加藤クリニックでのザガーロの使用方法について、こちらの記事で詳しく解説しています。

PRP療法

PRP(Platelet-Rich Plasma)療法は、患者自身の血液から血小板を豊富に含む成分を分離し、これを頭皮に注入する治療法です。自己の血液成分を用いた、AGAに対する新しいアプローチです。

患者の血液を採取し、特殊な処理を施して血小板を濃縮した後、これを薄毛の部分に直接注射します。血小板から放出される成長因子が毛母細胞を刺激し、毛髪の成長を促進します。

内服薬や外用薬に反応しない重度のAGAや、薬剤による副作用が懸念される場合の選択肢として用いられます。傷の治癒を促進する方法として使用されていた技術を、AGA治療に応用した治療法です。

PRP療法の費用相場

PRP療法の費用は1回の治療につき約50,000円から200,000円が相場です​​。ただし、クリニックや治療の頻度によって費用は異なります。

PRP療法がどんな治療法か、こちらの記事で詳しく解説しています。

植毛手術

植毛手術は、AGA治療の最終手段として用いられる永続的な治療法です。患者自身の毛髪の豊富な後頭部から健康な毛包を採取し、薄毛の部位に移植します。

他の治療法で十分な効果が得られない進行したAGAに対して選択されることが多いです。植毛技術は年々進化しており、現在では自然な仕上がりと持続性が期待される高度な手術法が開発されています。

永続的な髪の毛の再生が期待できますが、手術の成功は技術や採取する毛包の質に依存します。

植毛手術の費用相場

植毛手術の費用は、1回の手術につき約500,000円から3,000,000円が相場です。移植する毛包の数や手術法によって費用は異なります。

自然療法

自然療法は、食事改善やサプリメント、ストレス軽減など、体内からAGAにアプローチする方法です。AGA治療において体に優しい方法として選ばれることがあります。

医薬品の副作用を避けたい方や、自然治癒力を高めたい方に適しています。リスクが低く、全体的な健康状態の向上にも寄与する可能性があります。

自然療法の費用相場

一般的には、医薬品を用いる治療法に比べて低コストで行えることが多いですが、自然療法の費用は大きく異なる可能性があります。採用する食事療法やサプリメントの種類、購入場所によって変わります。

低出力レーザー治療(LLLT)

低出力レーザー治療(Low Level Laser Therapy/LLLT)は、頭皮に低出力のレーザー光を照射し、毛包や頭皮細胞を刺激して発毛を促す治療法です。レーザー光が細胞の代謝を活性化し、毛髪の成長をサポートします。副作用が少なく、痛みやダウンタイムもほとんどないため、継続しやすいのが特徴です。ミノキシジルなどの外用薬や内服薬との併用で、治療効果の底上げが期待できる点もポイントです。

主な特徴

  • 副作用・痛みが少ない
  • 継続しやすい(家庭用機器もあり)
  • 他の治療法との併用による相乗効果

デメリット

  • 効果の実感には数ヶ月かかることが多い
  • 薄毛の進行度によっては単独では十分な効果が得られない場合も

治療法選択のポイントと注意点

治療法選択のポイントと注意点

AGA治療を始める際は、どの治療法が自分に合っているかを正しく見極めることが重要です。ここでは、治療法選択時に必ず押さえておきたいポイントと注意点をまとめます。

進行度と体質に合わせた治療法選び

AGAは進行性の脱毛症であり、薄毛の進行度や体質によって最適な治療法が異なります。

  • 初期(軽度):生え際やつむじの薄毛が目立ち始めた段階では、まずは内服薬(フィナステリドやデュタステリド)や外用薬(ミノキシジル)が基本です。副作用リスクが比較的低く、継続しやすい治療法から始めるのがおすすめです。
  • 中等度~重度:薬剤のみで効果が不十分な場合や、薄毛が広範囲に進行している場合は、PRP療法や植毛手術など、より積極的な治療法の検討も必要です。
  • 体質・持病に注意:心疾患や肝機能障害などの持病がある場合、ミノキシジル内服や一部の薬剤は慎重な判断が必要です。必ず医師と相談しましょう。

副作用リスクと治療継続のコツ

どの治療法にも副作用のリスクがあります。
特に薬物療法(内服薬・外用薬)では、性機能低下や肝機能障害、頭皮のかゆみや赤みなどが報告されています。
副作用が出た場合は自己判断で中断せず、必ず医師に相談してください。

治療効果や副作用の現れ方には個人差があるため、定期的な診察や治療計画の見直しが大切です。

クリニック選びとカウンセリングの活用

AGA治療は長期にわたるため、信頼できるクリニック選びが重要です。
進行度や体質の診断・治療方針の決定は専門医の判断が不可欠ですので、まずは無料カウンセリングを活用し、納得いくまで相談しましょう。

治療の途中変更・定期的な見直しも大切

治療効果や副作用の個人差により、治療の途中で方針を変更することも珍しくありません。
「一度決めた治療法に固執せず、定期的に医師と相談しながら柔軟に見直す」ことが、長く安心して治療を続けるコツです。

AGA治療の費用は保険が適用される??

AGA治療の費用は保険が適用される?

AGA(男性型脱毛症)治療において、日本では基本的に健康保険の適用はありません。これはAGA治療が二重まぶたや脂肪吸引などの美容整形と同じく「美容目的の自由治療」とみなされるためで、一般的な医療費控除の対象にもなりません。

ただし、円形脱毛症やびまん性脱毛症、脂漏性脱毛症など、別の脱毛症であれば保険適用の治療が可能なケースもあります。詳細はクリニック、及び税務署に相談することをおすすめします。

また、誤解している方が多いのですが、AGAクリニックであっても、一般の皮膚科であっても、AGA治療治療費は全額自己負担となります。

AGA治療費用の相場と内訳は?

AGA治療の費用の主な内訳は以下です。

  • 診察料(初診料・再診料)
  • 治療薬代
  • 検査料
  • 処置料

最も大きなウェイトを占めるのは薬代です。

初期のAGAで、内服薬で治療を行う場合は、治療費用は月々3,000〜15,000円が目安です。外用薬による治療は月々6,000〜15,000円が目安です。

症状が進んでいて内服薬と外用薬を併用する場合は月額9,000〜25,000円が目安となります。

ジェネリック医薬品を選択することで、治療費を抑えることも可能です。

AGAは内服薬や外用薬だけでも改善することが多いため、必ずしも最初からPRP療法や自己植毛など高額な治療から始める必要はありません。

AGA治療はいつ始めればいい?

AGA治療はいつ始めればいい?

AGA(男性型脱毛症)治療を開始する最適なタイミングは、以下のようなAGA特有の薄毛や抜け毛の兆候が現れ始めたときです。

AGAは進行性の脱毛症であり、早期に治療を開始するほど効果的です。AGA治療は早期に開始することで、正常なヘアサイクルを維持し、健康な髪の毛を育成することが可能になります。

内服薬、または内服薬と外用薬(塗り薬)を併用することが一般的で、効果が十分に認められれば塗り薬の減量や中止も可能です。

AGA治療は毛根も復活させる?

AGA治療であっても、毛根が一度なくなれば、その部分の髪の毛は再生しません。一度失った毛根は戻らないのですが、これはAGA治療に対する「終わり」を意味するものではありません。

早めの対策と適切な治療で、残った毛根、及び髪の毛を強くし、健康を維持し、見た目の改善も期待できます。

AGA治療薬はどのくらいで効果が出る?

AGA治療薬の効果は、通常3〜6ヶ月で実感できるようになり、ほとんどの方が1年以内に発毛を実感しています。ただし、効果の実感には個人差があります。

効果が見られない場合は、医師との相談を通じて治療計画の見直しが必要です。AGA治療は進行性のため、治療を中止すると再び薄毛が進行する可能性が高いことにも注意が必要です。

AGA治療をやめるとどうなる?

AGA治療をやめるとどうなる?

AGA治療を中断すると、脱毛の進行が再開することが多く、症状が進行する速度は個人差があります。特に、ミノキシジルなどの治療薬の効果は治療を停止すると急速に失われ、元の状態に戻る可能性が高いです。

頭皮の脂分が増加し、炎症が起きやすくなることも見られます。AGA治療を中断した患者の約70%が、6カ月以内に抜け毛が増加したとの報告もあります。

また、治療を一度中断して再開する場合、その効果には変動が出る可能性があります。特に、長い期間にわたって治療を中断していた場合、以前と同じ治療薬が効かないケースもあります。このような場合、治療プランを再度練り直す必要があります。

女性型脱毛症(FAGA)への最新治療アプローチ

女性型脱毛症(FAGA)への最新治療アプローチ

近年、女性にも薄毛の悩みを抱える方が増えていますが、女性型脱毛症(FAGA)は男性型脱毛症(AGA)と原因や治療法が大きく異なります。ここでは、女性型脱毛症の特徴と、最新の治療アプローチについて解説します。

女性型脱毛症の特徴と原因

女性型脱毛症は、びまん性(全体的)に髪が細くなり、ボリュームが減少していくのが特徴です。主な原因としては、加齢やホルモンバランスの変化(更年期・出産後など)、ストレス、栄養不足、遺伝的要素などが挙げられます。

男性型脱毛症(AGA)と異なり、女性の場合はDHT(ジヒドロテストステロン)による影響が少なく、ホルモン治療薬(フィナステリドやデュタステリド)は基本的に推奨されません。

女性型脱毛症に対する主な治療法

ミノキシジル外用薬(2%)

女性型脱毛症の治療で最も広く用いられているのが、ミノキシジル外用薬です。2%濃度のものが一般的で、頭皮に直接塗布することで血流を促進し、毛母細胞の働きを活性化します。これにより、細くなった髪を太く成長させる効果が期待できます。

パントガール(Pantogar)

パントガールは、びまん性脱毛症などの女性型脱毛症に用いられる内服薬です。髪の成長に必要なパントテン酸カルシウムやL-システイン、ケラチン、ビタミンB群などがバランスよく配合されており、髪にハリやコシを与える効果が期待できます。通常は1日3カプセル(毎食後1カプセル)服用します。

ミノキシジル内服薬

基本的には外用薬が推奨されますが、他の治療で十分な効果が得られない場合や重度の症状の場合、医師の判断のもとで低用量(2.5mg程度)のミノキシジル内服薬が選択されることもあります。ただし、心疾患など持病がある場合は慎重な判断が必要です。

HARG療法・幹細胞培養上清液注入

HARG療法や幹細胞培養上清液注入など、再生医療を応用した治療法も女性型脱毛症に用いられています。これらは頭皮に成長因子や幹細胞由来成分を直接注入することで、毛包の活性化や発毛を促進するものです。ミノキシジルやパントガールと併用することで、より高い効果が期待できるケースもあります。

治療選択時の注意点と男女の違い

女性型脱毛症は、原因が多岐にわたるため、治療法の選択には専門的な診断が重要です。特に、妊娠・授乳中の方や持病がある方は、使用できる薬剤や治療法に制限がある場合があります。

また、男性型脱毛症で用いられるフィナステリドやデュタステリドは、女性には効果が認められておらず、原則として使用されません。
症状や体質に応じて、最適な治療法を医師と相談しながら選ぶことが大切です。

このように、女性型脱毛症にはミノキシジル外用薬やパントガールなど、女性特有の治療法が確立されています。薄毛に悩む女性も、早めに専門クリニックで相談し、適切な治療を始めることで、髪の健康を守ることができます。

まとめ

AGA(男性型脱毛症)治療について詳しく解説しました。

AGAは主に30〜50代男性に多い進行性の脱毛症で、DHTなどの男性ホルモンや遺伝が関与し、放置すると薄毛が進行しますが、早期から適切な治療を行うことで進行を遅らせたり、現状維持を目指すことができます。  

治療法は、ミノキシジル・フィナステリド・デュタステリドなどの薬物療法を中心に、PRP療法、植毛、低出力レーザー、エピジェネティクス治療、遺伝子治療など多岐にわたり、症状の進行度や体質に合わせて組み合わせることが重要です。  

AGA治療は健康保険適用外で、月額数千〜数万円の自己負担が発生します。費用の多くは薬代であり、ジェネリック医薬品の活用でコスト負担を軽減できる可能性があります。  

治療効果はおおよそ3〜6カ月で実感されることが多い一方、治療を中断すると再び脱毛が進行しやすく、失われた毛根は基本的に再生しないため、早期開始と継続治療が重要です。  

女性型脱毛症(FAGA)は原因や治療法が男性とは異なり、ミノキシジル外用薬やパントガール、再生医療系治療などを中心に行い、性別や体質に合わせた個別化治療が求められます。

この記事を通じて、AGA治療に関する知識と理解を深め、自信を持って治療に臨んでいただければ幸いです。

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