世界中で猛威を振るっているコロナウィルス。長い自粛期間中に抜け毛が増えたという人が多くいるようです。
「コロナ抜け毛」という新しいキーワードが生まれるほど、自粛期間中に抜け毛を意識した人が大勢います。
そこで今回は、自粛期間中に抜け毛が増えた方のために、在宅で実践できる薄毛予防対策を紹介します。
テレワークが主流になる現在、どのような薄毛予防が効果的なのでしょうか。
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この記事で説明する内容は?
総合頭髪治療を専門とする大阪AGA加藤クリニックグループ総院長 加藤です
臨床的に効果が認められた様々な薄毛・脱毛に有効な最先端の治療を得意としています
平成13年 近畿大学医学部 卒業
平成13年 大阪医科大学医学部付属病院 形成外科入局 麻酔科勤務
平成17年 大手美容外科 形成外科部長 植毛部門勤務
平成23年 大阪AGA加藤クリニック開業
日本形成外科学会 正会員
日本再生医療学会 正会員
国際抗老化再生医療学会 正会員
コロナ抜け毛の原因とは!
自粛期間中に増加した「コロナ抜け毛」は何が原因となっているのでしょうか。コロナ抜 け毛の真相に迫ります。
こんな人は要注意!コロナ抜け毛チェックリスト!
以下にコロナ抜け毛の主な特徴を示します。5つ以上当てはまる項目があれば、コロナ抜け毛の可能性が高いでしょう。
- 1日100本以上髪の毛が抜けている
- 3月から4月にかけて抜け毛が増えた
- 食事の回数が減った
- 運動不足
- お風呂に入らない日がある
- 肩こりや目の疲れ
- 熟睡できない
- パソコンやゲームをする時間が増えた
- 髪の毛にハリやコシがなくなった
在宅にいる時間が増えて夜遅くまでゲームやパソコンを使用する人が増えました。また、運動をしてないのでお風呂に入る回数が減った人もいるようです。自粛期間中に起きた「コロナ抜け毛」はAGA(男性型脱毛症)と何が異なるのでしょうか。コロナ抜け毛の原因を紐解いていきます。
自粛期間中に起きた生活習慣の変化
自粛期間中に多くの会社でテレワークを採用するようになりました。通勤時間が無くなり快適な生活を送っている人もいますが、在宅にいる時間が増えることでストレスを抱え、体調不良に陥る方も大勢います。自粛期間中に起きた主な生活習慣の変化には次のようなものが挙げられています。
運動不足
自粛期間、外出をすることが憚られ、家の中にこもってしまっていませんか。普段なら通勤中に早歩きをしたり、一駅分歩いたりと意識して身体を動かしていましたが、自粛となるとそうはいきません。必然的に運動不足へと進んでいき、筋力が落ちることで代謝が低下し、毛髪に最低限必要な栄養素が行き届かない可能性が高まります。
栄養バランスの乱れ
髪の毛にとって一番大切な栄養は食事からとっています。しかし、自粛となると、お腹が減らないため、食事を簡単に済ませてしまう方も多いでしょう。手軽に食べられるからと、インスタント食品を毎日食べていては、髪にとっても、身体にとっても栄養が足りません。健康的な毛髪に欠かすことができない三大栄養素「ビタミン」「タンパク質」「ミネラル(亜鉛など)」のバランスが偏ってしまいがちです。食事の回数が減った方も多くいたようです。
睡眠障害
運動不足が続くと睡眠障害に陥る危険性が上がる傾向にあります。睡眠障害には以下のようなものが挙げられます。
- 入眠困難
- 中途覚醒
- 熟眠障害
- 早朝覚醒
睡眠障害は健康的な毛髪の育成を促す「成長ホルモン」の分泌を阻害してしまいます。コロナ抜け毛の要因の1つになります。
▼▼▼睡眠と薄毛の関係について、さらに詳しくはこちらから!▼▼▼
コロナ抜け毛は「AGA」や「FAGA」、「円形脱毛症」など、様々な薄毛症状として現れます。コロナウィルスと抜け毛に直接的な因果関係は確認されていません。
自粛期間中の過度なストレス
ストレスを溜め込むことで「自己免疫疾患」に陥る引き金となり、円形脱毛症を発症する危険性があります。自粛期間は、運動不足などの生活習慣の問題に加え、先行きが不透明なことに対して過度のストレスを感じる方が多いです。以下に自粛期間中に多くの方が実感したストレスの例を挙げます。
金銭的不安
コロナウィルスの影響で業務は大幅に縮小されて、給料もカットされている人が多くいます。特に家族を養っている立場の男性は、満足に給料をもらえないことで家族に迷惑をかけていると悩んでいることでしょう。金銭的不安からくるストレスで、追い打ちをかけるように抜け毛が増える場合もあります。
会話のないストレス
会社に出社していると、人と話す機会は多くあります。一人暮らしの場合は誰とも会話をしない状態で何日も過ごすことになります。会話を全くしないことによるストレスが気づかないうちにどんどんたまっていくことがあります。
家族が常にいるストレス
自粛期間は学校や幼稚園なども休校になっています。そのため、常に家には誰かがいる状態です。仕事をしている横で、家族がゲームをしたり走り回ったりと気が散りイライラしています。また、子供たちが「遊んで!」と仕事中に言ってきて、仕事を中断されてしまい思うように進まないことでストレスが重なってきます。
「コロナ抜け毛」は生活習慣の乱れが大きな原因になっています。生活が乱れると髪だけでなく、身体全体に不調が出てきます。強い不安や悩みを抱え、かなり強いストレスを抱えることでホルモンバランスを崩してしまい、結果的に抜け毛やAGAの進行につながっていきます。
テレワークで実践できる薄毛予防法
「コロナ抜け毛」が気になっている人も、在宅で簡単に実践できる予防法はあります。コロナ抜け毛に効果的な予防法を紹介します。
三大栄養素をバランスよく摂取
日々の食事から三大栄養素をバランスよく。ストレスで体が疲れている場合は、ビタミンE、ビタミンC、積極的にとっていきましょう。ビタミンEは抗酸化作用や免疫回復作用があります。ストレスが溜まっている場合は免疫力も下がっているので、意識して摂取したいものです。さらにストレスが溜まっているときはビタミンCが多く消費されます。ビタミンCはストレス対抗ホルモンを作り出す栄養の1つです。
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生活リズムを整える
生活リズムが崩れていると、いくら良い栄養を摂取しても効果は期待できません。栄養は夜寝ているときに体をめぐります。良い睡眠こそ栄養が循環するために重要です。そのためには日中しっかりと活動をしましょう。ベッドからなかなか出られない人は、まずは朝日を浴びるようにしてください。人間の身体は光を浴びることで活性化され、活動するための準備ができます。カーテンさえ開けられないという人は、就寝前に遮光カーテンを開けて寝るとスッキリした目覚めになります。朝日を浴びることで一日の活力がわいてきます。
継続して楽しめる運動を見つける!
体を動かすことはストレス発散になります。自粛のため外に出ることは避けたいです。家で出来る運動は少ないイメージがありますが、意外とハードなものもあるので試してみてください。
ヨガ
身体をしっかりと見つめることができるヨガは近年女性の間で人気になっています。ゆっくりとした動作で無理なくでき、身体全体が伸びるので気持ちいいです。テレワークでパソコンと向き合っている人にはお勧めです。
筋トレ
最近では「独房筋トレ」といって、自分を追い込む筋トレをしている人も多くいるようです。筋肉の量を増やすことで代謝が上がり、頭皮へ安定した栄養素を送ることができます。お腹周りのお肉や背中のぜい肉を筋肉に変えて、自粛期間終了時には引き締まった体になっていると素敵ですね。
ダンス
YouTubeなどにプロやインストラクターの方がアップしているダンス講座があります。ダンスは全身運動なので肩こりや筋力低下を解消するのにおすすめの家で出来るエクササイズです。
縄跳び
自粛で外出ができない場合、庭に出て縄跳びをしてみてはいかがでしょう。60分を2セットするだけで効果的に下半身の筋肉を鍛えることができます。縄跳びは体幹を鍛えることができます。体幹を鍛えることで、ダイエットにも一役かってくれるのでお勧めです。
運動をすることによって、代謝が上がり、毛母細胞に十分な栄養素が届くでしょう。自宅で楽しく継続してできる運動を見つけることができれば理想的ですね。
QOLを高める生活を考える!
コロナ抜け毛を改善するには生活の質「QOL(クオリティーオブライフ)」を高める必要がありそうですね。今後新しい働き方が増えていきます。時代の変化とともに、自分の生活の質を高める工夫が必要ですね。
▼▼▼QOLと薄毛の関係について、さらに詳しくはこちらから!▼▼▼
運動と合わせてAGAクリニックに相談してください!
運動をして、ストレスをなくすことで抜け毛になりにくい身体作りができます。さらに抜け毛、薄毛を予防するためにも実績のあるAGA頭髪治療専門クリニックへ足を運んでください。