この記事で説明する内容は?
AGA(男性型脱毛症)でお悩みの方、治療を検討されていても「費用が高すぎるのでは?」「効果があるのかどうか不安」といった懸念をお持ちではないでしょうか。そのようなお気持ち、よく分かります。
実は、AGA治療には様々な選択肢があり、必ずしも高額な費用がかかるわけではありません。また、「AGAは治療しても効果がない」という誤解もありますが、適切な治療法を選べば、多くの方が改善を実感されています。
この記事では、AGA治療の費用相場や効果、そして信頼できるクリニックの選び方まで、詳しくご紹介します。内服薬や外用薬から最新の再生医療まで、各治療法の特徴と費用対効果を比較し、あなたに最適な選択肢が見つかるはずです。
この情報を参考に、効果的で費用対効果の高いAGA治療への第一歩を踏み出しましょう。
AGA(男性型脱毛症)の症状・原因・予防対策については以下の記事でまとめています。
患者様ひとりひとりに寄り添った治療を提供する大阪AGA加藤クリニック。無料カウンセリングで、薄毛の悩みを解決しましょう。LINE予約はこちら
総合頭髪治療を専門とする大阪AGA加藤クリニックグループ総院長 加藤です
臨床的に効果が認められた様々な薄毛・脱毛に有効な最先端の治療を得意としています
平成13年 近畿大学医学部 卒業
平成13年 大阪医科大学医学部付属病院 形成外科入局 麻酔科勤務
平成17年 大手美容外科 形成外科部長 植毛部門勤務
平成23年 大阪AGA加藤クリニック開業
日本形成外科学会 正会員
日本再生医療学会 正会員
国際抗老化再生医療学会 正会員
AGA治療の月額費用目安は?
AGA治療の費用は、月額15,000〜25,000円が相場です。年間にすると180,000円〜300,000円程度です。大まかな内訳は以下のとおりです。
- 初診料・再診料
- 検査料(血液検査・遺伝子検査・マイクロスコープ)
- 薬代
- その他オプション
初診料・再診料
初診料は無料〜5,000円、再診料は1,000〜3,000円と設定しているところが多いようです。
大阪AGA加藤クリニックは、初診料が3,000円、再診料は無料でリーズナブルに設定しています。
検査料(血液検査・遺伝子検査・マイクロスコープ)
検査は初診時、もしくは半年〜1年に1回ごとに治療経過や副作用を確認するために行なわれます。検査にかかる費用は1回5,000〜15,000円が一般的です。
検査すべて無料を売りにして一見低コストを謳うクリニックも最近は見受けられます。
しかし、副作用のリスク判定に必要な検査の頻度を下げたり、むやみにオプション治療を勧めたりするクリニックは患者さんのリスクを高めるだけです。
大阪AGA加藤クリニックは、血液検査が5,000円、AGA遺伝子検査 15,000円です。
薬代
AGA治療薬には内服液と外用薬でいくつか種類があり、薄毛の進行レベルに合わせて処方されます。多くの方が最初に行う内服薬は、月当たり5,000円程度から10,000円程度です。
副作用のリスクを下げるために、効き目の穏やかで低価格の内服液から処方するのがスタンダードな方法です。多くのケースでは、6カ月から1年の服用で効果が表れます。
よく使われる薬の種類と価格については、「AGA治療に使われる薬の価格」の項にまとめています。最近は薬代を抑えるために個人輸入を考える方も増えているようです。
しかし、個人輸入には大きな2つのリスクがあるのでお勧めできません。
その他オプション
患者さんの状況や希望に基づいて、育毛シャンプー、サプリメント、メソセラピーやHARG療法などを受けた場合は費用が加算されます。
AGAの治療方法別費用相場
AGA治療に用いる以下の薬、及び治療方法の費用相場を説明します。
一般的に下に行くほど、薄毛症状が重い場合に必要になり、費用も重くなります。それぞれの治療法の費用相場を説明します。
薬の成分については以下の記事で説明しています。
内服薬
代表的な内服薬の種類と費用相場を表にしました。
内服薬 |
処方費用相場(4週間分) |
大阪AGA加藤クリニック |
---|---|---|
7,000〜8,000円 |
||
フィナステリド錠(プロペシアのジェネリック) |
6,000〜7,000円 |
|
9,000円〜12,000円 |
11,500円(30カプセル) |
|
約10,000円 |
内服薬は、多くの患者さんで効果が見られ、特に早期段階での使用で高い効果が期待できます。比較的低コストで長期的な効果が得られるため、費用対効果は高いと言えます。
注意点として、継続的な服用が必要で、副作用の可能性もあります。
オーダーメイド処方
AGA治療クリニックによっては、患者の症状や体質に適した薬を調合した「オーダーメイド処方薬」などで治療を行います。1カ月当たり15,000円から30,000円程度が相場です。
患者さんの体質とAGAの症状に合わせたオーダーメイド処方薬を使用するので、多剤処方治療よりも発毛効果があります。
大阪AGA加藤クリニックでは、頭髪専門ドクターがひとりひとりに合った最適な治療計画を立て、投薬メニューを決定するオーダーメイド処方薬をリーズナブルに提供しています。
外用薬
よく知られているのがミノキシジル外用薬で、月当たり15,000~18,000円が相場です。使用部位の血流を改善し、薄くなった毛髪の太さと数を増やす効果があります。外用薬は、内服薬と併用することでより効果が期待できます。
ミノキシジル外用薬は、日本皮膚科学会のガイドラインの中でAGA治療の効果が最高のAランクと評価されている薬です。内服薬と比べてやや高額ですが、局所的に使用でき、副作用のリスクも低いため、中程度の費用対効果があると言えます。
大阪AGA加藤クリニックでは、ミノキシジルローション5%(50ml) 4,700円、(100ml) 7,900円でリーズナブルに提供しています。
効果を維持するには継続的な使用が必要です。
育毛メソセラピー
発毛・育毛に必要な成分を直接頭皮に注入する治療法が、育毛メソセラピーです。使用する薬剤や病院によって異なりますが、1回あたりの料金は50,000~80,000円になります。
クリニックなどでは、内服薬の処方と育毛メソセラピーを併用することが多いようです。
詳細な方法はクリニックによって異なりますが、針を使って頭皮に注射する方法や、レーザーなどを使用して注入する方法などがあります。頭皮に直接有効成分を注入するため、即効性が期待できます。
1回あたりの費用は高めですが、効果の出やすさを考えると、中〜高程度の費用対効果があります。
効果を維持するには定期的な施術が必要で、長期的にはコストがかさむ可能性があります。
大阪AGA加藤クリニックのメソセラピーは非常に細い針を使うのでほとんど痛みがなく、麻酔不要です。毛髪再生用ペプチド化合物を注入することで、頭皮の血液循環を促進して毛嚢を再活性化させます。
- 1回 66,000円
- 4回 220,000円(1回あたり55,000円)
HARG療法(幹細胞培養上清液療法)
HARG(ハーグ)療法とは、幹細胞(万能細胞)から抽出された成長因子を直接頭皮に注入して発毛機能の再生を試みます。薄毛や脱毛の範囲によって費用は変わりますが、頭全体的に行う場合の相場は1回約15万円です。
幹細胞培養上清液療法やエクソソーム療法とも呼ばれます。従来のHARG療法は「ヒト脂肪幹細胞培養上清液由来のタンパク製剤」を使用していました。
細胞自体を活性化して成長因子の分泌し続けるので、継続的な発毛効果が期待されます。1回で終了の方もいますが、薄毛や抜け毛の症状によって、月に1回、半年程度を目安にする病院もあるようです。
激安費用でHARG療法を行う処もありますが、濃度が低い成分を利用しているかもしれませんので、ご注意ください。
大阪AGA加藤クリニックで取り扱っている幹細胞培養上清液はエクソソーム配合比率を上げているためより多くのエクソソームが含まれています。
細胞再生治療(PRP、SDHG)
細胞再生医療とは、自分自身の細胞を利用し、本来備わっている「治る力」を高めて治癒を目指すのがです。費用相場は1回15万円程度です。
再生治療は、衰えていく毛包(髪の毛を作る部分)を救って寿命を長くします。つまり、毛包があるのが前提の治療です。
自己の細胞や成長因子を利用するため、自然な発毛促進効果が期待できます。初期費用は高額ですが、長期的な効果が期待できるため、中〜高程度の費用対効果があると言えます。
ただし、効果の個人差が大きく、複数回の施術が必要な場合もあります。また、毛包が完全になくなってしまう前にAGA治療を開始することが大切です。
代表的な細胞再生治療はPRPとSDHG
代表的な再生治療であるPRP療法は、血液中に含まれる血小板の成長因子が持つ組織修復能力を利用します。
PRPとは濃縮した血小板のことで、傷を治す力に長けています。自分の血小板から採取した成長因子を、薄毛が気になる部分に直接注入します。成長因子によって細胞が活性化し、ヘアサイクルの乱れを改善させ発毛を促します。
SDHG療法(自己真皮毛包細胞移植)もよく知られている細胞再生治療です。自分の健康な有毛部の頭皮を採取し加工した細胞を頭部の気になる箇所に注入する再生医療です。
関西でSDHG療法を受けられるのは大阪AGA加藤クリニックだけです。PRP毛髪再生医療を1回143,000円で提供しています。SDHG療法は1回 4cm×4cmで330,000円です。
植毛治療
植毛は発毛や育毛が難しくなった箇所に髪の毛を移植する治療方法です。自毛植毛1,000本が90万円~100万円、人工毛植毛1,000本が30万円ほどが相場になります。
薄くなっていない箇所の髪の毛を薄毛部分に移植する自毛植毛と、人工的に作られた髪を植える人工植毛があります。移植する範囲や部位によって価格が大きく異なります。
また、自毛と人工毛で大きく費用が異なり、当然本数によっても変わってきます。頭頂部や前頭部に1,000本くらい植毛するのが一般的です。
短期的に気になった部分の髪を増やせるのが、大きなメリットです。即時的に髪の毛が増える効果があり、自然な見た目を得られます。
初期費用は非常に高額ですが、永続的な効果が期待できるため、長期的には高い費用対効果があると言えます。
ただし、手術を伴うため、リスクや回復期間を考慮する必要があります。自毛植毛の施術方法、メリット・デメリットについては以下の記事で詳しく説明しています。
AGA治療費を安く抑える4つの方法
AGA治療は効果が出るまでに最低でも半年はかかる長期の戦いになるので出費がかさみます。そこでAGA治療費を安く抑える方法を説明します。
AGA治療のよくある後悔の原因は費用ですので、セーブ方法に関する知識は重要です。
早めに治療を開始する
早期治療は費用を抑えるだけでなく、短期間で効果を得ることにも繋がります。AGAは進行性の病気なので、治療せずに放置するほど症状が悪化していきます。
症状が進行しているほど元の状態に戻すまでの治療期間は長くなります。使う薬も多くなり高価になっていきます。また、使う薬が強いほど、副作用に対するケアも必要になります。そのため、なるべく早めに治療を行いましょう。
十分な効果が得られたタイミングで減薬できる状態に持っていくことがポイントです。
AGA治療に特化している医師であれば、治療薬の効果だけでなく、考えられるデメリットなどリスクもきちんと説明してくれるでしょう。
ジェネリック薬を使う
ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許が切れたあとに販売される医薬品です。先発医薬品と同等成分のため、効果についても同等であると考えて問題ありません。
AGA治療薬の先発医薬品ではプロペシアやザガーロ等が有名です。それら先発薬のジェネリック医薬品であるフィナステリド錠やデュタステリド錠を使えば、価格を抑えられます。
大阪AGA加藤クリニックでもジェネリック薬を積極的にご紹介しています。
オンライン診療を利用する
オンライン診療を利用することで、診察料・交通費を節約できる場合があります。一部のAGAクリニックでは、オンラインでの診察料を割り引き、または無料にしています。
AGAクリニックは基本的に、数ヶ月に1回通院する必要があります。ですから交通費や費やす時間の事を考えると、オンライン診療を選んだ方がお得でしょう。
一般的なLINE通話やZoomより、医療用に開発されたオンライン診療支援システムを使用しているクリニックの方が利便性やセキュリティ、通信の安定性に優れています。
大阪AGA加藤クリニックでは、クラウド診療支援システムCLINICSを用いたオンライン診療を診察料0円(予約料330円)で治療を受けられます。
薄毛専門クリニックのモニター制度活用
クリニックによっては、学生割引や他院からの乗り換え割引やモニター制度などの費用割引制度を用意しています。
特にモニターになると無料にしてくれるクリニックも多くあるのでおすすめです。
モニター制度のメリット
薄毛専門クリニックのモニター制度のメリットを以下に示します。
- 薄毛治療の費用を無料又は割引してもらえる
- 最新の薄毛治療を受けることができる
- 交通費も負担してくれる場合もある
- 謝礼を受け取ることができる場合もある
モニターになれば数か月分~1年の治療費用が無料になります。また、最新の薄毛治療のデータ収集のための治験モニターの場合は、交通費も全額支給され、謝礼まで受け取れるケースもあります。
大阪AGA加藤クリニックのモニター制度は半年分の治療費は一切ありません。
モニター制度のデメリット・注意点
薄毛専門クリニックのモニター制度のデメリットを以下に示します。
- 薄毛治療費用が全額無料にならない場合もある
- 体質によってはモニター制度を利用できない場合もある
- ホームページに自分の頭皮が掲載される
- 食事制限を指示される場合がある
- 治験モニターでは副作用のリスクもある
治療内容にもよりますが、良心的なクリニックの場合はモニターでの治療は基本的に無料で行っています。しかし、高額な薄毛治療を割引にしてモニターを募集しているクリニックもあります。
薄毛専門クリニックでモニター制度を利用する場合は、きちんと料金の確認をしましょう。
また、モニター制度を利用する条件の1つとして、ホームページに自分の薄毛の治療経過が掲載される場合があります。プライバシーには最大限配慮しており、基本的にホームページに掲載されるのは薄毛治療を行っている頭皮部分です。
大阪AGA加藤クリニックでもAGA治療モニターを募集
大阪AGA加藤クリニックでも定期的にAGA治療モニターを募集していますので、お気軽にお問合せください。
以下が大阪AGA加藤クリニックでの主なモニター条件です。
- 毎月1回必ず通院できる
- 頭髪の写真(顔は写らない)をブログやSNSに掲載していい
- 最大1年間通院可能
- 医師の推薦する治療方針に同意できる
異なる治療法でのモニター制度を定期的に募集していますのでお気軽にご相談ください。
大阪AGA加藤クリニックのモニター制度は、HPブログや当院Instagramに写真を掲載させていただきます。
長期コストを考えるとクリニック選びこそ最重要ポイント
適切なクリニックを選ぶことが長期視点でのAGA治療の成功に直結します。以下のポイントを参考に、信頼できるクリニックを見つけましょう。
- AGAに特化した専門クリニックを選ぶ:一般の皮膚科よりも、AGA専門クリニックの方が最新の治療法や技術を提供できる
- 丁寧で詳細なカウンセリングを行うクリニックを選ぶ:カウンセリングに時間をかけて患者の希望や懸念事項をしっかり聞いてくれるか
- 複数の治療法を提供しているクリニックを選ぶ:AGAの症状や進行度は個人差が大きいため
- 治療費用が明確で、追加料金などの説明が丁寧なクリニックを選ぶ:費用の透明性は、クリニックの誠実さを示す指標
- 治療後のフォローアップが充実しているクリニックを選ぶ
これらのポイントを総合的に評価し、自分に合ったクリニックを選ぶことが、AGA治療の成功への近道となります。また、複数のクリニックを比較検討することで、より適切な選択ができるでしょう。
最終的には、医師との対話を通じて、信頼関係を築けるクリニックを選ぶことが重要です。
AGA治療はどのように進める?
大まかにAGAの進行具合と使用される治療薬の区分けを説明したのが以下の表です。
格安を謳う薄毛クリニックでは、治療状況や副作用の状態を注意深く検討することなく治療ステージを上げていくようなクリニックもあるのでご注意ください。
薄毛進行度 | 治療薬 | 備考 |
---|---|---|
予防 | フィナステリド(内服薬) | 代表的な薬:プロペシア |
軽~中度 | ||
デュタステリド(内服薬) | フィナステリドが効かない人の脱毛抑制薬 | |
ミノキシジル(外用薬) |
内服液と併用されることが多い 市販品(リアップ等)も多い |
|
中度 | ミノキシジル(内服薬) | 標準的には取り扱われない内服薬 |
メソセラピー | 育毛に必要な成分を頭皮に注入する治療法 | |
HARG療法 | 幹細胞から抽出された成長因子を頭皮に注入 | |
再生治療 | PRP療法・SDHG療法 | |
重度 | 自毛植毛 |
AGA治療は保険が効く?
AGA治療は自由診療のため、原則として保険は適用されません。診察はもちろんのこと、検査や薬代も全て自己負担となります。
AGA治療クリニックではなく、一般の皮膚科でAGA治療を受ければ保険負担になると勘違いされている方が多いようです。
病院によって、同じ治療が保険診療科自由診療か変わることはありません。AGA治療費は全額自己負担です。
AGA以外の薄毛治療は一部保険が適用されることがあります。
まとめ
この記事では、AGA治療の費用、効果、そして適切なクリニック選びについて詳しく解説してきました。
まず、AGA治療には様々な選択肢があることを理解することが大切です。それぞれの治療法には特徴があり、効果や費用も異なります。これらの治療法の中から最適なものを選ぶには、自分の症状の程度、希望する結果、そして予算を考慮する必要があります。
AGA治療の効果は個人差が大きく、通常3〜6ヶ月程度で変化を感じ始める方が多いですが、費用面では、早期に治療を開始することで、より少ない費用で効果を得られる可能性が高まります。また、モニター制度や割引プランの利用も検討する価値があるでしょう。
適切な治療法とクリニックを選び、継続的なケアを行うことで、多くの方が満足のいく結果を得ています。まずは信頼できるAGA専門クリニックでカウンセリングを受けることをお勧めします。
薄毛の悩みから解放されるために、大阪AGA加藤クリニックの専門医と相談しましょう。無料カウンセリングをLINEで簡単に予約。